こんにちは~ゆるかわです。
今日は高齢の親さんの生命保険の話です。
親さんの年金についてはこちらです ↓
高齢の親さんの生命保険は必要でしょうか?
親は大きな保険に入っているみたいだから大丈夫
受け取るのが楽しみ…という場合もあるでしょうが、、、
場合によっては
その保険、もう無くてもいいんじゃない?と思うこともあるかもしれません。
どんな保険に入っているか?によるのです。
そもそも生命保険とは
自分に万が一のことがあった場合の家族の生活を保障するために毎月決まった額の掛け金をするものです。
万が一の時には、多くの加入者から集めた保険料の中から保険金が払われるという仕組みで、相互扶助の精神から成り立っているものです。
ここで前置きですが、
そもそも生命保険は個人の金融財産なので、
いくら子供であっても親の保険に口出ししていいものではありません。
でも、ですね…
親の介護を任せられ、生活費の管理もしていくのなら、
生活費の内訳を知ることは当たり前になってきます。
その中でも親の生命保険を知っておくのはとっても大事なことだと思います。
私はかつてちょっとだけ、
生保レディーだったこともあり保険はとても気になりました。
皆さんは親御さんがどんな保険に入っているか知っていますか?
どんな保険?
それは保険の種類です。
・掛け捨てタイプの定期保険なのか?
・貯蓄タイプの終身保険なのか?
保険はだいたいこの2パターンです。
あとは、ここに医療特約が付いていることが多いです。
うちの父と母は、入院して給付金が出るとわかると
「わあ、貰えるの?」と喜んでいました。
(それ以上に保険料払っているのにね。。。)
高齢者は入院費も高くないので、保険要らないのでは?
と思っていました。
私たちの親世代はバリバリ昭和世代なので、
保険は凄くお金が貯まる
入っていると得する
と思っている人が結構多いのです。
勿論、いい保険もありますよ。
でも、もう要らないんじゃない?と思うような保険に入っている場合もあります。
私の場合は、親の保険はもう無くてもいいかな?
それより保険料を生活費に充てたいと思いました。
ちなみに
父が入っていた保険は、よ~く調べたら定期保険でした。
パンフには「終身に移行します」と書いてあって、父は終身保険だと思っていたようです😢
「なぜ、この保険に入ったの?」
「説明を聞いてもわからない保険になぜ加入したの?」
父にはちくりと言ってしまいました。
確かに外資系の保険で証券がわかりにくかったです💦
保険屋さんに来てもらって説明を受けてハッキリしました。
定期保険とは、期限が来たら終了する保険のことです。
例えば80歳で満期なら、
80歳までの保障をしますということなので、
それ以上生きた場合は保険金は無しです。
それまでに、いくら払っていてもお金はほとんど貯まっていないでしょう。
それが定期保険=いわゆる掛け捨てです。
貯まりの部分はほとんどないものが多いです
父の保険、何十年掛けても満期時には10万もなかったです。
昨年亡くなった母。
母が入っていた保険は終身保険でした。
終身保険とは亡くなるまでずっと続く保険です。
掛け続けていれば確実にお金が貯まりますが、
保険料は高めです。
母のは介護保障付き終身保険で、介護の部分だけ定期です。
ほんとうに要介護になった時には、介護保障の定期は既に終了していて使えませんでした💧
ただ、本体部分が終身保険なのでお金の貯まりはありました。
父と母の生命保険、月の掛け金はほぼ同じ。
同じくらいのお金を払っていても中身は全く違います。
母の場合、認知症が始まっていたことがネックでした。
先のことを考えて父と相談し、母の保険は早々解約しようということになりました。
母はこのとき、未だなんとか理解出来る状態だったので、解約手続きは本人が一筆書いて捺印しています。
認知症の人が、保険の契約者・受取人の場合、
認知症が進行し判断が出来なくなることから保険金請求や保険の解約が出来なくなるという問題が発生します。
※その他、病気などで意思の疎通が取れない場合も同様
そのときの方法としては
・成年後見人を立てる
・保険の受取人を変更する
・指定代理特約を利用する
・生命保険信託を利用する
などがあります。
これらは、親御さんがお元気なら悩まなくてもいいことです。
そもそも生命保険って、若い人にこそ必要なものだと思います。
子供さんをこれから育てていく、学費に生活費…
ライフスタイルに合わせて、その都度見直してくのが生命保険です。
また、生命保険は亡くなってから役に立つものなので、
後にならないとわからない…結果論なのです。
でも、介護されている親さんの保険で、あとあと面倒になるのは嫌だという場合には、早めに考えておくのがいいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました
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